村上ファンド問題が続いていますが、先日見たニュースで「福井総裁はずるい!」と非難している「一般市民」の意見が出ていました。

本当に、福井総裁はずるい???

総裁になった後も、非公開で株やファンドを保有していたということは、立場上指摘されて当然。

ただ、日銀総裁という立場を利用した情報収集や取引をしたのならともかく、ファンドに投資して、たまたま2.5倍の利益を得たことは「ずるく」ない、と思えるのですが・・・・。

その非難した人には、「自分たちは少ない金利で我慢しているのに・・・・・」、という思いがあるのでしょうか。でも福井総裁の6〜7年で2.5倍は決して多くない(日本株インデックスを2003年に買っていたら、現在2倍超。)

それより、実績のない「村上ファンド」にリスクを恐れず1000万円を出資したその姿勢がすごいと思う。(含み益はそのリターン)

「ずるい」と言っているような人は、数年前に「村上ファンド」の存在を知っていたとしても、絶対に投資できていなかったはず・・・・・(自分も、たぶん投資できなかったと思う)。