前回の販売が好調だったマネックス証券の「ゼロクーポン債」。第2弾の発表がありました。

今回は、償還日が12年後の2018年のもので、額面1000ドルが575ドルで売られます。利回りが税引き前4.72%。

でも、大和証券で同じ条件のものを調べてみると、12年後償還で利回り5.0%でした。その差0.3%がマネックスの取り分??。前回はマネックスの利回りのほうが若干高かったです・・・・。

・・・・・今までは、外債を買うためには野村や大和などの大手証券会社に口座を開かなければならなかった(しかも口座管理料がかかる)ので、手軽に米債券を買えるという点では、マネックスも良いのですが、もう大和証券などに口座を開いている人には、あまりメリットのない商品のような気がします。

わざわざ他口座で米債を追加購入するくらいなら、口座を開設している証券会社で米債を買い増しして、債券価格に占める口座管理料の割合を下げていったほうが得です。

わが家の現在の米債の総額は約80万円。口座管理料は3150円なので、

3150円÷80万円=0.39%、の年間コストがかかっています。

米債の平均利回り約5.1%ぐらいで保有しているのですが、この管理料のために利回りは4.71%(5.1−0.39)に低下しているのです。

でも、30万円追加購入すると、

3150円÷110万円=0.28%。平均利回りは5.1%−0.28%=4.82%に上昇!さらにコツコツと買い増ししていくと・・・・・。コストが一段と低減していきます。