ロイターのニュースより

[ロンドン 13日 ロイター] MSCIの世界株価指数が1カ月で7%超下落し、一部の株価指数は高値から10%超下げたが、市場参加者の間では株式の買い時に近づきつつあるとの見方が出ている。

 モルガン・スタンレーは13日、顧客向けのリサーチノートの中で「株式を買い戻す時だ。株式を買うというリスクを取れば6カ月─12カ月後に見返りがある。買い時は数カ月前よりも現在のほうが最適だ」と指摘し、今が株式の買い場と推奨している。

 他の金融機関も同様な見解を示している。

 富裕層向けの資産運用を手掛けるブリューイン・ドルフィンは先週、株式は売られ過ぎで今が買い時としており、ヘンダーソン・グローバル・インベスターズも13日、株式市場の先週の下落で長期的な投資には妙味が出てきたと指摘した。

・・・・・・中略・・・・・・・・株価下落で割安感が出ているため、投資妙味が出ている。

 信用危機は最終的には乗り切れると見た投資家は、ボラティリティーの高い動きが終了したとの確信はないものの、少なくとも押し目買いを検討しているとされる。

 F&Cインベスメンツのアセットアロケーション責任者のポール・ニーブン氏は「この種の投資家は現状に無関心でいられる余裕はない」と指摘。「株式市場は今後数日か数週間、一段安になる可能性はあるが、年末に向け、現行水準から上昇する可能性があるため、現在の株ポジションを積みますことに妙味が出てくる」と述べた。

 フォーサイス・パートナーズの投資責任者、ピーター・トゥーグッド氏もリサーチノートで「リスクに無関心ではいられないが、機会は好調な時に表れないものだ」と指摘、株価のバリュエーションには抗し難いものがあるとの見解を示している。

日本株にも割安感があるとと感じるのですが、来週の日銀政策決定会合での追加利上げがどうなるかという問題もあるので、この時期に買うのはなかなか難しいかも(わが家は買いたくても、もう買えませんが・・・・)。

ただ、騰落レシオはまだ60台。底値ゾーンで推移しています。

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