ロイターのニュースより

・・・・トヨタの名古屋オフィスでは今、トイレで洗った手を乾かす「ハンドドライヤー」の電源が切られている。機械の上には「緊急収益確保対策」と書かれた貼り紙。世界で最も利益率が高く、各国のメディアから賞賛されてきた自動車メーカーが直面している事態の深刻さを物語る。

・・・・・・2009年3月期の業績が連結営業赤字に転落する見通しになったことを受け、トヨタはハンドドライヤー」の電源を切るだけでなく、あらゆる事業を見直してコスト削減を徹底する。インドで計画している新工場の生産規模縮小を決めたほか、「プリウス」を生産する米ミシシッピ新工場の稼動時期も無期延期に先送りした。渡辺社長は「トヨタは創業以来、知恵と改善などのテーマを大切にし、実行してきた。環境の厳しい今こそ、この精神に立ち返る」と述べた。

 前出のトヨタ関係者は「今は社内にものすごい緊張感がある」と話す。「ようやく変わろうとしている」。

(ロイターニュース 久保 信博記者)

トヨタの今後に注目です。「緊急収益確保対策」ですか・・・・・。わが家もまねしないと・・・・・。