不景気なので、業績悪化でほとんどの企業がとんでもないことになっていることぐらいわかっているけれど、最近の決算発表などを見ていると、追随発表のようなものも多いような気がするのは気のせい??

トヨタやソニーや3大銀行が赤字になるくらいだから、うちが前年比利益96%減でもいいだろう、とか、今年・来年ぐらい大赤字決算でも影響は(特に株価への)軽微だろう、とか・・・・。

それで、今年中に特損を計上しておいて大赤字にしておこうという企業ってあると思う。税金払わずにすむし・・・・。

そしてついでに、経費削減ということにして配当や優待廃止もやってしまえ、と企業は考える。今まで無駄な配送料負担もしてたし、無理に株主優遇してたけど、外資の買収も当分なさそうだし、個人投資家なんてもうどうでもいいし・・・・。

・・・と、優待廃止した企業が時価総額を半減させたりしています。

どうせ、景気が回復して「ハゲタカ」が現れたりすると、また急激に株主優遇に傾くのでしょうが、この不景気は個人投資家にとって「変わり身の早い(良く言えば動きの速い、悪く言えばずるい)」企業を見分けるいい機会になりそう。

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