「三洋電機は8日、記録媒体にハードディスクを使ったテレビ用のデジタル録画再生機「レポック」を開発、9月1日に発売すると発表した。同社が録画再生機を販売するのは、ビデオテープ方式以来。業績低迷を受け充電池事業などを中核に据え、「脱総合家電」を進める戦略を取ってきたため、DVDやブルーレイディスク(BD)などデジタル録画再生機は販売していなかったが、今回、着脱可能なカセット式のハードディスク駆動装置(HDD)方式を採用して再参入する。

 発売する「レポック」は、日立マクセルと三洋などが開発した新たな記録媒体方式「iVDR」を採用している。同方式は、2007年から日立製作所が薄型テレビ「Wooo(ウー)」に搭載しているが、テレビに接続する機器として販売するのは三洋が初めて。

 記録媒体の記憶容量は160ギガ(1ギガは10億)バイト。録画時間の長さは、次世代DVD「ブルーレイディスク」の最大容量のものと比べても3倍を超える。大きさはA5ファイルと同じで幅230ミリ、奥行き170ミリ、高さ41ミリとコンパクト。デジタルチューナーを内蔵しており、レポックを購入すればアナログ放送停止後も既存のアナログテレビで地上デジタル放送を視聴できる。

 価格は、店頭で5万円以下となる見込みで、同社では小さな録画再生機で十分と考える単身者や、複数のテレビを所有する家族向けに需要があるとみている。今後は、記憶容量の大きさを武器に、カーナビなどへの応用を見込んでいる。

 ただ、新しい記録媒体のため、映像ソフトがないのが欠点。普及させるには、同方式の採用メーカーが増え価格低下が必要といえそうだ。」

この録画再生機、絶対需要があると思う。

ブルーレイ録再機を持っている人は必要ないかもしれないけれど、それ以前のDVD緑再機だと、HDDが250ギガぐらいが多くて、地デジの映画やドラマを録画するとあっという間に容量を消費してしまうので、追われるように番組を見なければなりません。DVDに録画したくても、容量不足で出来ない。(DVDは4.6ギガほどで、地デジの1時間ドラマは6ギガほど。・・・・もしかしたら録画する方法がある??)

だから、自由にHDDを追加できるものには、需要があると思うのです。レコーダーのような家電にも、パソコンのような拡張性があっていい。

もう少し、安ければ買いたい。

※今朝、ドル円が92円だったので、今日の日経平均大幅安だと思い、三菱商事を少々と、オリックスを10株、リートの投信や海外株投信を買い増し。JR西を1株売却(2万円ほどの利益)。