私の勤務しているところの財形の利率はよくありません。なので、これまでパンフレットをもらっても、すぐポイッと捨てていたくらい、興味がありませんでした。

ところが、先日テレビで企業などが行っている「財形貯蓄」のしくみについてやっているのを見てビックリ!

あれ?そんな制度だったの?

「財形貯蓄」は、一般的に銀行で預金するより高い金利(金利幅は企業によってずいぶん差があります)がつきます。
私は銀行預金との金利差は、その企業が社員のために負担してあげているのだと思っていました。社員が貯蓄することを奨励するという、福利厚生事業の一環として。

でも、違いました。
「財形貯蓄」とは、その企業が銀行から融資を受けるよりも、自分のところの社員から集めたほうが金利が安いから作られた制度らしいです。

「財形貯蓄」=「社員による企業への融資」なのです。
企業内「社債」ってとこでしょうか。

と考えると、経営がヤバイ企業で「財形貯蓄」はしないほうがいいってことになりますね。

なかなか「財形貯蓄」とは、奥が深そうです。
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