8月4日の日経新聞の記事から。

「恐怖指数」と「セリング・クライマックス」について書かれていました。

恐怖指数」とは、シカゴ市場で取り引きされているVIX指数のことで、市場が予想する株価の不安定さを示すもので、株価が急ピッチで下落する局面などで上昇するらしいです。この恐怖指数が35を越えて上昇すると、株式相場は底入れ反転に向かうということです(もちろん、米国株式市場)。

現在、不安定な相場が続いていますが、恐怖指数はまだ20台。底入れはまだまだなのかも・・・・・・。

もう一つ、「セリング・クライマックス」。下げ相場の最終局面で売りが急激に膨らむこと。投資家が投げ売りしない限り、株価の上値は重く、買い優勢になることは難しいそうです。

確かに、個別銘柄が20〜30%ほど下げていても、投げ売りしたくなるほどの恐怖は感じていないです。(そういえば、2003年の日経平均7000円台をつけた時は怖かった。あっという間に半分になったソフトバンク他数銘柄を投げ売りしました。その後、底入れ・上昇・・・)ということは、日本株もまだまだ軟調な展開がだらだらと続く??

 

・・・・そういえば最近、「セリング・クライマックス」状態になっていると思われる市場が一つあります。中国株の上海市場。昨日はほとんどの銘柄が5〜10%の下落でした。もうそろそろ底入れか、あるいは「セリング・クライマックス」はこんな甘いものではないのか、しばらく様子見です。