現在のわが家の月々の支出は約30万円。
これが、老後の世帯あたりの月々の必要額だと考えると・・・・・。60才から90才まで生きると仮定して・・・・。
30万円×12ヶ月×30年=1億800万円!!が老後に必要な額だと推定されます。この1億800万円がどんな金額かというと、
貯蓄額が0円で、毎月20万円を年利2.6%で30年間貯蓄した金額。(金融電卓で計算しました。)
30才から定年の60才まで毎月20万円ずつ貯めていかなければなりません。(安定した収入が見込まれる共働きなら可能かな?)
でも、これが老後に必要な金額ではないようです。
・・・・この1億800万円を、
毎月30万円、年利2.6%(貯蓄と同じ運用利率)で運用しつつ、取り崩した場合、約45年間受け取り続けることが可能になってしまいます。(さっきと計算が違っている・・・。大金を運用しながら使うので、年数が違ってくる。)
つまり、105才まで生きても大丈夫!と、なってしまいます。
・・・・・そこで、寿命が90才ということで計算してみると・・・
年利2.6%で運用しつつ30年間、毎月30万円取り崩すのに必要な金額は7500万円!です。
7500万円も大金だ!と思う人には・・・・、公的年金があります。
公的年金で世帯当たり月々10万円貰えれば、90才まで生きるとしても、
5000万円の蓄えですみます。5000万円を2.6%で運用しつつ月々20万円取り崩した場合の受け取り年数が30年)
・・・・では、公的年金で月々20万円(夫婦合計で)貰えるとすると、2500万円の蓄えで十分という計算になります(2500万円を2.6%で運用しつつ30年間取り崩した時、月々の取り崩し金額は10万円になる)。2500万円なら、我が家はもうすぐクリアしてしまいます。(・・・でも、60才ちかい年齢でもないし、公的年金が毎月20万円貰えるわけでもないので働き続けますが・・・)
勉強していくうちに公的年金の凄さを思い知らされました。長生きのリスクに対応できる一番の「金融商品」でもあるし・・・・。
ちなみに、2.6%という利回りは、
普通預金20%
定期預金(または国債)30%
日本株30%
外国株10%
外国債券10%
・・・のアセットアロケーションで十分可能。